生菌数の数え方と計算方法について

2018/06/18

生物

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微生物学の実習でやったことのメモ
酵母菌のコロニー、×400
図1 酵母菌のコロニー、×400

CFUの考え方

まず大前提として、生きている細菌一つが一つのコロニーを形成するものと考える。なのでコロニーの数=生菌数とする。

この数をCFU(Colony forming unit)で表し、例えばCFU/mlだと1 mlの培養液中に存在するバクテリアの数を示す。

簡単に言うと培養液1 mlをプレートに撒いてコロニーが10個できたら、培養液1 ml中にはバクテリアが10個(10匹?)いたということになり、これを10 CFU/mlと表記する。

生菌数の数え方

1、培養液を希釈する。10倍、100倍、10³倍、…という風に希釈。(図2参照)
2、希釈した培養液を培地に撒く。
3、コロニー形成後、培地上のコロニー数を数える。
4、そのうちコロニー数が30~300のものを信用できる数として採用。
培養液の希釈
図2 培養液の希釈

生菌数の計算方法

例えば培養液を10⁻⁵まで希釈して100 μlを培地に撒いたとき、培地の上にできたコロニーの数が128だったとする。

100 μl = 0.1 ml なので

128 × 10⁵ × 10 = 1.28 × 10⁸ CFU/ml
となり、元の培養液1 ml中にいる生菌数が推定される。

ポイント
☑ 希釈した分だけでなく、培地に撒いた培養液の量も計算に含める
☞ もちろん希釈してできた1 mlを全部培地に撒くなら計算に含める必要はない。

☑ コロニーを数えるときは、数えやすいように
☞ コロニーが大量にできて重なってしまっていたりする場合は数えられない。一番希釈したものでも数えられない場合はもう一度培養液を作って希釈しなおして数えよう。

また、数えられる場合でもコロニー数が多くて大変な場合は油性ペンでプレートに十字を書いて四等分し、そのうちの一つの分画にあるコロニーをカウントして4をかける。

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