今年は暖冬だった。今までヨーロッパで私が過ごした冬の中で一番暖かかったかもしれない。
おかげでウクライナもあまり寒くなく、凍った地面が溶けてきていたらしい。ぬかるみに捕まって戦車は前に進めずロシアは苦戦しているのだとか。独ソ戦のとき、ヒトラー率いるドイツ軍を苦しめたのもこの泥将軍らしい¹。
北京オリンピックが終わるまで待ったせいで春先になってしまったとか色々な意見を見るが、なぜそもそもロシアがウクライナ侵攻をはじめたのかはやはり理解できない。
プーチンは核をちらつかせている。今日行われた2度目のウクライナとロシアの協議も合意は得られず、近いうちに3回目をするらしい。
何を要求しているのだろう。
溜息ばかり出る。ドイツは旧東ドイツ時代の遺品、ソ連製のミサイルをウクライナに提供するらしい。素人にはよく分からないけれど、30年以上前のミサイルなんて暴発したりしないのだろうか。
最近、街が静かだ。コロナの規制はどんどん撤廃されていっているけれど人がいない。
もしもベルリンにある国会議事堂に核が投下されでもしたら……そんな想像をして「さすがに妄想が過ぎるか」と思って、でもウクライナ侵攻だってありえないってみんな思ってたよなと思ったりする。
さすがにベルリンに核で攻撃は荒唐無稽だとしても、ウクライナは?そうなったとき、本当に誰かモスクワに核を打ち込むのだろうか?そうしなかったら?堂々巡りだ。
参考