ミケランジェロ設計カンピドーリョ広場&世界最古の美術館カピトリーノ美術館

2018/10/10

イタリア ミュージアム 海外旅行

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ローマには数多くの観光地がありどこも魅力的です。その中でもぜひ訪れたいのがカンピドーリョ広場と、そこにあるカピトリーノ美術館です。
カピトリーノ美術館とカンピドーリョ広場

カンピドーリョ広場は巨匠ミケランジェロの設計。また、カピトリーノ美術館は世界最古の美術館で、なんと500年以上の歴史を持ちます。

カンピドーリョ広場、カピトリーノ美術館への行き方、滞在時間、チケットなど

行き方

わたしが行ったときはコロッセオからカピトリーニ美術館へ行きました。コロッセオからカピトリーノ美術館までは徒歩で15分ほどの距離です。

もしカピトリーノ美術館へ直接行くなら近くまで行くバスがあるので、現在地からカンピドーリョ広場(Piazza del Campidoglio, 00186 Roma RM, Italy)への行き方をGoogle Mapなどで調べるといいでしょう。

滞在時間

中を全部見て周って1時間半ほどしか掛かりませんでした。少し早足で見て周ったので、ゆっくり見て周ったら3時間程度かかるでしょう。

チケット

大人が15ユーロ、学生など割引料金だと13ユーロ。ローマ市民だと少し安いようで、今も昔もローマ市民権って特権なんだな~と面白く感じました。

カンピドーリョ広場&カピトリーノ美術館の見どころ

カンピドーリョ広場

ローマのカンピドーリョ広場

広場の床のモザイク

ミケランジェロが16世紀に設計した美しい幾何学模様は必見です。

マルクス・アウレリウスの騎馬像

広場の中央にはローマの五賢帝の一人、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの騎馬像があります。

カピトリーノ美術館

『カピトリーニのオオカミ』

カピトリーニのオオカミ、ロムルスとレムスの像
または『狼の乳を吸うロムルスとレムスの像』
ローマ建国の神話にまつわる双子の銅像です。兄のロームルスがローマを建国し、「ローマ」という名前を決めたとされています。

ローマのお土産屋さんに入ると大抵この像をモチーフにしたお土産が置いてあります。

『コンスタンティヌス1世の巨象の頭部』

コンスタンティヌスの像、カピトリーノ美術館
ローマ帝国の再統一、ミラノ勅令でキリスト教を公認などの功績があるローマ皇帝。そのため「大帝」とも呼ばれます。現在のイスタンブール、かつてのコンスタンティノープルを建設したことでも知られます。

この像は入ってすぐのところにあるのですが、大きさに驚きます。元々は全長12メートル、顔だけでも2.5メートルもある巨大な像だったそう。一部しか残っていませんが、かつての栄華がうかがい知れます。

『メデューサの胸像』

カピトリーノ美術館のメデューサの胸像

ベルニーニ作。見た人を石に変えてしまう力を持っていたメデューサ。彼女は最終的に鏡を見せられて自分自身が石になってしまいます。まるで石になったメデューサを大理石で再現したかのような彫刻です。

『ソクラテスの胸像』

カピトリーノ美術館のソクラテスの胸像

「無知の知」という言葉や悪妻・クサンチッペで有名な古代ギリシャの哲学者。歴史の教科書などで見かける胸像をこちらの美術館で見かけて驚きました。

『受胎告知』、ガロファロ。

ガロファロの受胎告知inカピトリーノ美術館
天使がマリアのもとへ来て、彼女がイエスを妊娠しているところを告げるシーン。

『子牛を襲う虎』

カピトリーノ美術館、虎と子牛のモザイク画
西暦前4世紀前半に作られたモザイク画。今から2300年以上前に作られたアートが残っていることにも驚きです。

『マルクス・アウレリウスの騎馬像(Equestrian Statue of Marcus Aurelius)』

マルクス・アウレリウスの騎馬像inカピトリーノ美術館
カンピドーリョ広場に置いてある像はこの騎馬像のレプリカです。

モルフォリオ像と噴水

カピトリーノ美術館の中庭にあるモルフォリオ像と噴水
紀元前1世紀に作られた水の神の彫刻。Marforio(マルフォリオ)という名前で、中庭にあります。素敵な雰囲気の中庭と噴水は必見です。

カンピドーリョ広場&カピトリーノ美術館まとめ

ローマを訪れるならぜひ行きたい美術館でした。次回ローマへ行く機会があればまた行くと思います。

また、ロムルスとレムスの伝説、コンスタンティヌス1世、皇帝マルクス・アウレリウスといった古代ローマについての歴史を事前に予習していくと一層楽しめます。

こちらはおすすめのローマ史についての本。読み物としても楽しめます。

また、ガイドさんが説明してくださるツアーに申し込むのもおすすめです。

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