漁夫の砦やマーチャーシュ聖堂から歩いて15分くらいのところにブダ城があります。ブダ城はハンガリー国立美術館とブダペスト歴史博物館に分かれています。
ハンガリー国立美術館
常設展のみならブダペストパスで入場することができます。(チケットの情報は下に記載)行ったとき丁度フリーダ・カーロの特別展をしていたのですが、すごく並んでいたので諦めました。
入って階段を上がるとすぐに目に入るのが、こちらのマリア・テレジアの肖像画。ハンガリー女王としてのマリア・テレジアを描いたものだそうですが、作者は不明です。
二階に印象派の絵画がたくさんありました。フランスで第1回印象派展が開かれたのが1870年代初めのことなので、それと比べると少し遅い年代に描かれた絵画が多かったです。
『At the summer house』(1890年代) Peske Géza
『Sunny Morning』(1905) Károly Ferenczy(フェレンツィ・カーロイ)
ウィーン生まれのハンガリー人画家。ミュンヘンで絵を学んだそうです。
『Breakfast in the Open Air』(1907) Vaszary János
どれもオルセー美術館に飾られていても馴染みそう。印象派が好きな方なら行くことをおすすめします。ハンガリーの画家を知らなかったので新しく知れて楽しかったです。
美術館を上まで登ると小さいバルコニーに出ることができ、見晴らしが良かったです。美術館へ行かれる際はぜひ上まで登ってみてください。
ブダペスト歴史博物館
ブダペストの歴史を昔から現代まで見ることができます。こちらもブダペストカードで入場できます。
博物館の中にある礼拝所。ステンドグラスの雰囲気が綺麗でした。
宮殿として使われていたころの展示。
ハンガリーがソ連に加盟していたころの展示。
お城の中に一般の人の暮らしの展示があって面白かったです。東欧らしいレトロな雰囲気が可愛いかったです。
アクセスや所要時間、チケットなど
ハンガリー国立美術館の入場料
常設展が1800HUF(1800フォリントは約700円)
特別展は3000HUF(約1200円)
二時間あれば見て周れます。
ブダペスト歴史博物館の入場料はいく時期によって多少違うようですが大人一人2000HUF~2400HUF(600~750円程度)くらいです。
詳しくは公式サイトの料金表(英語)で確認してください。
こちらも3時間程度あれば見て周れるでしょう。
丘のふもとの「Clark Ádám tér」までバスで行ってそこから坂を上るとすぐブダ城です。坂を上るのが大変であればケーブルカーに乗ると楽です。(わたしが行ったときはかなり並んでいたので待つ必要はあるかもしれません)漁夫の砦からであれば歩いて行けます。