映画『私がクマにキレた理由』あらすじと感想(後半にネタバレあり)

2019/03/21

本と映画

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ブラックウィドーとキャプテンアメリカのなれそめが描かれる映画(ウソです)
(C) TWC


ひたすらスカーレット・ヨハンソンが可愛い映画です。(これはホント)

あらすじ

大学を卒業したばかりのアニー(スカーレット・ヨハンソン)は、銀行で面接を受けているときに
「あなたは一言で言うとどんな人ですか?」
という質問に答えられず、面接から逃げ出す。

その後公園で座っているときに、偶然知り合ったミセスXから
「住み込みのナニーにならない?」
とスカウトされる。

(C) TWC
ミセスX。マダム感が半端ない。


アニーは、看護師をしながら一人でアニーを育て上げた母親には銀行の寮に住むと嘘をついて、ミセスXの家でナニーとして働きはじめる。

忙しくて家を顧みないミスターX、子育てはナニー任せのミセスX。

最初は生意気だった子どもがだんだんアニーになついてきて、
「アニー、大好きだよ」
と言ったとき、別れが辛くなると分かっていてもアニーは
「わたしも大好き」
と答えてしまっていた。

大学を出てまでナニーとしてずっと働き続けるわけにはいかないけれど、子どものことを考えるとナニーをやめるのが辛くなっていた。

X一家と同じマンションに住むハーバード大の学生(クリス・エヴァンス、つまりキャプテンアメリカ)と知り合って、彼からもナニーをやめるよう説得されるけれど決心はつかなかった。

(C) TWC

子どもが熱を出してどうしたらいいのか分からなくなったとき、ついに母親に打ち明けて助けに来てもらう。

母親は失望を隠さずアニーを責めたけれど、アニーはそれでもナニーをやめると言えなかった……。

感想(ネタバレなし)

アニーの気持ちがすごく分かる気がします。

いつまでもこの状況じゃいられないことは分かっているけれど、色々と言い訳をして前に進めないでいる。

そんな自分がイヤだけれど、どうしようもないし……。みたいな。

前に進もうと思える映画でした。

アメリカの上流階級家庭が実際映画みたいな感じなのかは分かりませんが、社会の構造の描写も面白かったです。

ネタバレと結末

結局、一家とバカンスに行ったときにミスターXからセクハラされたり、ミセスXには彼からの電話を勝手に切られていたり、といったことが積み重なってアニーはとうとうナニーをやめる決心をする。

X一家の家に荷物を取りに帰ったついでに、彼女はミセスXが設置した”ナニー・カメラ”がテディベアの目の部分に仕込まれているのを見つけて、カメラの前で今まで思っていたことをぶちまける。

(C) TWC

ナニーをやめたアニーは奨学金を得て、大学院に進学することに決める。

そしてある日、彼がミセスXからの手紙をことづかってくる。

録画を見て怒っているかと思いきや、手紙にはミセスXがアニーがカメラに向かって言った言葉を聞いて反省したこと、離婚したこと、今は子どもを大切にしていることなどが書かれていた。

めでたしめでたし。

まとめ

アメリカの社会を切り取ったような映画でした。面白かったです。

ハーバード大生とアニーは上手く行くのかな?上手く行って欲しい。

わざわざPart 2が出たりするような映画ではないとは思いますが、後日談が知りたくなりました。

スカーレット・ヨハンソンとクリス・エヴァンスが好きな方にもおススメです。綺麗だしカッコいいし……二人とも好き……。

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