アムステルダム2泊3日旅行。キューケンホフ公園、モコミュージアム、アムステルダム国立美術館とレンブラント展

2019/05/24

オランダ

t f B! P L
ずっと行きたかったアムステルダムへ行ってきました。

電車のチケットはアプリで買おう

夕方にアムステルダム、スキポール空港へ到着。空港からは電車でアムステルダム中央駅へ向かいます。

券売機で市内へのチケットを買おうとすると『ネットで買ったら1ユーロ割引!』と書かれていたため、スマホで公式サイトに接続して購入。ドイツと同じく改札が無いので戸惑って、近くにいた係員さんに

「このチケット、スキャンとか必要ですか?」
と聞くと、窓口に行って印刷してもらうよう言われました。窓口に行くとなんと……印刷代1ユーロ請求されました。それなら最初から券売機で買ったーーーー
印刷してもらったe-チケットには『印刷されていないe-チケットは有効ではありません!』と書かれていました。(電車に乗ってる間「e-チケットとは何か?」という問題について考えこんだ)
後で知りましたがアプリで購入すると印刷せずに、e-チケットが使えるようです。

気を取り直して電車でアムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)へ。

CentraalやVermeer(フェルメール)など長母音は重ねて書くんだな~とちょっとおもしろいです。

オランダ語はドイツ語とかなり似ているらしく、書いてあるものを読むとなんとなく意味が分かったり分からなかったり……。

かなり立派なアムステルダム中央駅からはダムラック通り(Damrak)を歩いてホテルへ向かいます。

運河と特徴的なレンガ造りの建物がカワイイ~✨茶色い壁に白い窓枠が映えます。そういえばアムステルダムは『北のヴェネチア』と呼ばれることもあるのだとか。

家々が細長くて密集しているからか、なんとなくミニチュアの街にいるような気分になります。

(ところでオランダ人の平均身長は世界一高くて、男性で184cm、女性で171cmあるそうです。なのでむしろ160cm弱の私がミニチュアかもしれません……)

オランダといえばチューリップ!キューケンホフ公園


翌日は朝ごはんを食べてすぐにキューケンホーフ公園(Keukenhof)へと向かいます。チューリップの花盛りが過ぎているのは分かっていたのですが、一度行ってみたかったのです。

アムステルダム市内からバスでキューケンホフまでの往復+入園料込みで30ユーロのチケットをオンラインで買って行きました。(今回は印刷する必要ありませんでした。ほっ……)

五月中旬過ぎでしたが思ったよりもチューリップが咲いていました。

チューリップ以外のお花の展示もあって面白かったです。


かなり大きな公園なので全部見て周ると3時間は掛かります。

お昼は公園からちょっと歩いたところにあるイタリアンでお昼ご飯を食べました。
カルツォーネという、ピザを二つ折りにしたような料理を食べたのですがおいしかったです。



それからまたアムステルダム市内へ戻って、市内をぶらぶら。前日に行われたサッカーの試合で地元のチームが優勝したらしく、爆竹が飛び交っていたので早目にホテルに帰りました。

行って良かったモコミュージアム



それから翌日、朝からまずモコミュージアム(Moco museum)へ。こちらも事前にオンラインでチケットを買っていきました。オンラインだと比較的空いている時間が分かったりして便利です。

モコミュージアムは現代アートの美術館で、最初行くつもりは無かったのですがレビューが良かったのと、展示品のほとんどがバンクシーの作品らしいので行くことにしました。

行って良かったです。

デュシャンの『泉』とか解説聞かなきゃ――と言うかむしろ解説聞いてもよく分からなかったりするし、ずっと前に行ったMoMAなんかは何がなんだか……という感じだったのですが、

その点まだバンクシーの作品って結構メッセージ性があるので、なんとなく分かりやすいと言いますか……


現代アートあまり興味が無い方でも楽しめると思います。

アムステルダム国立美術館。レンブラント展

それから今回の旅の最重要ポイント、アムステルダム国立美術館へ行きました。

ゴッホ美術館へ行かなかったのは、以前の日記にも書いた通りゴッホの絵が苦手だからです。見ているとなんだか不安になります

……正直に言うと予約がいっぱいでチケットが取れなかったからです。アムステルダムへ行く方は飛行機を予約したらそのまま美術館のチケットも急いで取ることをおススメします。

でも思うんですよね……ゴッホの絵なんてオルセーだとかコートールド・ギャラリーだとかで散々見てるんだから、別に……別にわざわざアムステルダムで見ることないかな?みたいな。

(負け惜しみ)

話をアムステルダム国立美術館に戻します。レンブラントの没後350年を記念して2019年を『レンブラントイヤー』と銘打ってレンブラント展をやっていました。


これに行きたかったんですよーーー!

しかし、前日の晩ホテルでオンラインチケットを購入したときに、レンブラント展は事前に予約が必要だということが発覚。しかも予約は数週間先までいっぱい……。


何のためにアムステルダムに来たんだ?

投げやりな気持ちで美術館へと向かいましたが、ダメ元でレンブラント展の展示がされているところへ行くと、係員の方が何も言わずに通してくださいました。

やったー!やったーーー!!

ハッピーな気分でレンブラント展を見て回りました。平日だったこともあり美術館自体はそんなに混んでいなかったのですが、レンブラント展だけは日本でいつだったかやっていたルノワール展並みに混雑していました。

でも色々見ることができて良かったです。というか入れたことが本当にラッキーで、入れただけで満足でした。


そして、2月まで東京でやっていたフェルメール展に出張していたミルクメイド(『牛乳を注ぐ女』)も帰って来ていたので見ることができて感動しました。わたし、ツイてる……!

美術館はかなり大きくて、大きさを比較するとたぶん「オルセー美術館>アムステルダム国立美術館>ルーブル美術館」という感じかな?と思います。建物の外も中もすごく綺麗でした。

アムステルダム市内観光&空港へ

美術館を一応見終わり、のんびり街を散策しつつ中央駅へ向かいます。

途中にある花市場に寄りました。わたしは割と植物に興味があるので楽しかったです。


花市場の近くにあった陶器屋さん(Heinen Delftware)で見つけた小さい陶器の猫がすごく欲しかったのですが、物を増やしたくないので我慢しました。

(c) Heinen Delftware

でも、未だに未練があります。ネコ以外にもいろいろな動物のミニチュアがあって可愛かったです。

ダム広場を横切ってヨルダン地区へ足を伸ばしたりしつつ、中央駅へ到着。
ちょっと早いけれどスキポール空港は結構広いと聞いていたので空港へ向かいます。(☟帰りは普通に券売機でチケット買いました😅)

空港は思ったより広くありませんでしたが、滞在中食べそびれたフライドポテト🍟を食べて時間を潰しました。

一人だったらもっと色々見て回れたのですが、私はかなり歩き回るのでそれに付き合わせたら悪いかな~と思って遠慮気味に過ごしたら行きたかったところ全部は回れなかったので、またいつかアムステルダム行こうと思います。


後……ちょっと入りにくい店に行きたくて……一人だと気兼ねなく入れるじゃないですか。いや、別に決して何か買いたいってわけではないのですが、好奇心と言うか、(怪しい)

次がいつになるかは分からないけれど、次行くときはミッフィーちゃんの街、ユトレヒトまで足を伸ばそうかな~とか、今度こそゴッホ美術館予約してから行くぞーー、とか今から楽しみにしてます。

(☟これはキューケンホフ公園にあったミッフィーショップ)

結局ゴッホ美術館行きたかったんかい、という感じですが、行きたかったわけでは全然ありません。

アムステルダム行くことが決まった後に、Prime Videoで『ゴッホ:天才の絵筆』というドキュメンタリーを観て予習していたくらいで、別にゴッホとかそこら中の美術館に収蔵されてるわけだし……。(行きたかった)

……ドキュメンタリーなんぞ観るヒマがあったら美術館のチケットについて調べるべきだった。ま、他の美術館でゴッホの絵なんてたくさん見てるし、本当に別にいいんですけどね?

というわけで、次回アムステルダムに行くときは

・電車チケット購入はアプリで
・美術館のチケットはなるべく早くオンラインで取っておく

の二点に気を付けたいと思います。

次はゴッホ、見れるかな~


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