ブリュッセル2日目 / ブリュッセル王宮と王立美術館 / 1泊2日

2019/12/02

ベルギー 海外旅行

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グラン=プラス / Grand-Place
朝方人間なのと最近早寝早起きを心掛けているため、ホテルを7時前に出発しました。


朝は掃除の時間らしく、小さい掃除の車が広場を行ったり来たりしているくらいで早朝のグラン=プラスはほとんど誰もおらず写真を撮るのにピッタリでした。


豪華な建物が四方を取り囲んでいます。


小便少女
あまり下ネタとかに興味がある派ではないので別に見たくなかったのですが、スタンプラリー感覚で観光する派(なにそれ)なので、一応見に行きました。


まだお店が開いていなくて、出勤中のベルギー人が淡々と歩いているギャルリー・サンテュベールを抜けて向かいます。


置かれているビールの種類が多いことで有名なデリリウムカフェ(Délirium Café)の横を通って、柵で囲まれた小便少女を発見。


事前にネットで悪評を見ていたからか思ったほどひどい感じはしませんでした。なんだか嬉しそうな少女……。小僧のような武勇伝があるわけでもなく、みんなに見られてちょっと可哀想な気もします。後、水が流れていませんでした。ただの露出……
 
小便小僧
ブリュッセルの押しも押されぬシンボル、小便小僧。”世界三大がっかり”だなんだと好き勝手言われてこの子も不憫です。


私が見たときは服を着ていませんでしたが、相当な衣装持ちで1000着も服を持っているのだとか。この子の服を展示する美術館まであるそうです。しかも、ジュリアン君に衣装を着せるための”公式着付け係”までいるそう。

ジュリアンくんの名前の由来は以下の通り
反政府軍がブリュッセルを爆破しようとしかけた爆弾の導火線に小便をかけて消し、町を救った少年がいた。この少年の名はジュリアンJuliaanskeといい、小便小僧の愛称「ジュリアン坊や」はここに由来するといわれている。(Wikipedia「小便小僧」より)
街に立っているジュリアンくんはレプリカですが、本物が制作されたのはなんと1619年のこと。見えませんがもう400歳なんですね。

小便犬
犬まで!!

裁判所


改装中らしく外側はなんとも言えない見た目でしたが建物の前にある階段が立派で、すばらしかったです。すごい。わざわざ見に行って良かったです。


ブリュッセル王宮
偶然一般公開されている時期だったので中に入れました。ラッキー。


とにかく豪華で、こんなにたくさんシャンデリア見たの初めてかも……というくらいシャンデリアがありました。


わたしの前世がナマケモノか猫でなかったとしたら確率的にも確実に農民だっただろうなと思うので、こういう宮殿を見るとなんだか辛い(前世信じてないけど)


この空間にいると言葉を失くしてしまいます。


そしてファーブルの子孫が手掛けたという「玉虫の間」……ではなくて「鏡の間」。
貴重な絵画やタペストリーはもちろん「鏡の間」は必見です。ベルギーを代表する現代アーティストのヤン・ファーブルが、この部屋の天井とシャンデリアをタイの玉虫140万匹の羽(さやはね)で覆い、幻想的な空間「喜びの天国」を作り出しました。(「ベルギー・フランダース政府観光局」HPより)
喜びの天国……玉虫の地獄だけど……。わたしは虫は苦手ではないものの、「羽がパラパラと天井から落ちてきたらイヤだな」などと想像してしまい落ち着きませんでした。

王立美術館

王立美術館は2つに分かれていて見ごたえがあります。(マグリット美術館を含めると3つに分かれています)


ずっと前、ルーブル美術館で「あれ、『マラーの死』見なかったな。見逃したのか」と思ったことがありましたが、見つからないはずです。ブリュッセルにありました。でもルーブルにある方がしっくりきますよね?


ブリューゲルとルーベンスの絵がたくさんありました。


⛪ノートルダム・デュ・サブロン教会

ステンドグラスが綺麗な教会でした。前にちょっとした広場があります。



⛪EGLISE NOTRE-DAME DE LA CHAPELLE
ブリューゲル父が眠る教会。ロマネスク様式とゴシック様式が混ざった美しい教会です。


ブリューゲルの銅像があったり、教会内にブリューゲルの絵に出てくる架空の生き物の像が置いてあったりとブリューゲルをかなりアピールしている教会です。近くにピエール・マルコニーニもあるのでおススメの教会です。




Rue Blaes & Rue Haute
この二つの通りをうろうろ散歩しました。


最近壁画収集に凝っていて、この辺りに壁画が多いらしいので行ってみました。レストランやアンティークショップが軒を連ねる賑やかでおしゃれな通りでした。


🍽Fritland
有名なフリッツ(フライドポテト)屋さん。


通りかかったらまあまあ並んでいたのですが、一応待ってみることに。10分ちょっとで順番が回ってきました。

お店のお兄さんがフリッツを手渡しながら日本語で
「いただきます!」
と言ってきました。日本人のお客さんも多いのでしょうか?

ソースは色々あって選べるのですが、マヨネーズにしました。カクテル(たぶんマヨ+ケチャップ)頼んでる人が多かったのでそっちにしたら良かったです。


フリッツ(大量)を黙々と食べながら、タピオカとフリッツどちらのカロリーの方が多いのかな~と考えました。

買い物
それからまた見納めとばかりにグランプラスに寄りました。朝はガランとしていたのに歩くのが大変なほど人がたくさんいて賑やかでした。


静かな朝もいいけれど、活気があるのもいいなと思いました。


そして3度目のギャルリー・サンテュベールに。本屋さんで前日見た絵本があきらめきれず……。それからお土産のチョコとかを買いました。


最後にCarrefour(カルフール、スーパー)に寄って晩ごはんのサラダパスタを買ったりしてからLuxemburg駅へ。


Luxembourg駅から空港へ
この日は一日券を買っていなかったので4.5ユーロの空港行きチケットを買いました。(一日券があればそれで空港行きバスにも乗れると思います)


バスだとLuxemburg駅から空港まで50分掛かります。列車だと約20分しか掛からないし、中央駅から行けるので普通に8.9ユーロ払って列車で行った方が良かったと思いました。

タンタンの冒険シリーズ『めざすは月』『月世界探険』に出てくるロケットが空港にあります。またタンタン読みたくなってきました。読んでない方は読んで欲しいです。何回読んでも面白いんですよ……。


そんなこんなで私の冒険 in ブリュッセルもおしまいです。書いてるうちに長くなっちゃいました。お読みいただきありがとうございました。

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