2月 ― 大雪と春の気配

2021/02/27

ただの日記

t f B! P L

ベルリンで過ごす5回目の冬、今まで初めての大雪が降った。

毎年雪なんてほとんど積もらなかったのに、一週間ほど毎日のように雪が降っていた。


あまりにも寒かったけれど凍り付いたような街がとても綺麗だった。



実験のために大学に行く必要があって平日は大体外に出たけれど、雪が嬉しくて外出が全然苦にならなかった。


大学の実験は先日ようやく終わって後は卒論を書いて出すだけ。実を言うと卒論はまだほとんど手つかずだけど……。

夕方の中央駅

雪の影響で電車が中々来ない……

コロナがあって家からほとんど出なくなって、友達ともあまり連絡を取らなくなり、旅行も行けず

なんだか知らず知らずのうちに気分が落ち込むことが多かったけれど、毎日雪に見とれながら歩いているうちに停滞を少し抜けられた気がしている。

ティアガーテン/Tiergarten

焦ったり不安になるのは仕方ないけれど、最低限しないといけないことまで放り出して読書したり動画を漫然と見たりといった現実逃避が少し減るといいなと思う。

雪が止んだと思ったら、急に暖かくなった。

2週間前、雪が降っていた頃は-10℃とかだったのにここ数日は10℃前後のことも多い。こちらには梅がないから春の訪れはまだあまり感じられないけれど、もう少しで春だと思うと嬉しい。

―――

以下は2月に見掛けたもの

雪の日の首相官邸

3頭身の雪だるま!

ゴミ捨て場で横たわっていた……髪に雪が積もって寒そう

1月と2月の季語、「クリスマスツリーの亡骸」(クリスマスツリーの時点で8文字なので俳句に使いようがない)

猫って生まれつきあざといけど、犬って意図的にあざとい気がする

道に落ちていたハイヒール

駅前のポストにいた鴉


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